韓国出張 韓方農業編
2013年 08月 06日
キムチっ子さんがお教室の予約受付で大忙しなので代打のノリエモン日記です。
前回の大王キノコからだいぶ日にちが経ちましたが先日の農業視察の続きです。
韓方の技術を用いてスペシャルな有機肥料を作っておられる先生にお会いさせて頂きました。

最近、地元メディアにも紹介されたりと注目されつつある新技術です。葉面散布といって定期的に葉っぱに撒くことで収穫量が増えたり、病虫害や冷害に強くなったり、糖度が増したりと兎に角、凄い!と高評価を得ています。
場所は、大王キノコの洪城郡から車で1時間半くらい。程よく酔っ払いつつ移動し到着したのは論山市の江景(カンギョン)。
カンギョンと聞いてピンときた方!かなりのキムチっ子通ですね(笑)以前キムチetcに使用する最高のセウジョ(アミの塩漬け)を探し求めたどり着いたセウジョの聖地です→☆。
またセウジョ買いたいな~っと思いつつも、今回は農業視察ということで内地にずんずん進んでゆきます。
先ずは製造工場へ


続いては緑豊かな田園風景が広がる場所へ。。。ビニールハウスは罰ゲームのように暑かったが鈴なりに実ったトマトに釘付けとなった。




こちらはサンチュ

もちろんコチュもありました。


韓国の農業は技術的にみると日本の農業と大差ない感じだ。
いつもは気にせず口にしているだけだが、化学肥料を減らしたりと作り手の苦労を垣間見ることで、改めて食べる時の感謝がより鮮明に感じられる気がした。カムサハムニダ♪

その後、恒例の宴会が始まる。。。万国共通だが田舎に行くと酒量が大幅に増すので危険だ(笑)
海鮮系のお店に案内された。

のっけから先生が自慢気に渡してくれたのがコチラ!



フェ(刺身)はお約束のように無骨な感じだ。切り口から察するに「刺身を引く」という技は持ち合わせていないらしい。。。ワサビを持参したかった。









その後、カラオケスナックでノレバン大会となり熱唱する先生の「恋人よ~そばにいて~♪」を聞きながら撃沈してしまった(笑)
翌朝、皆さんお酒疲れだったのでアッチムシクサはお奨めのヘジャンクッ屋さんへ




さらに農場を視察して、すぐにお昼となった。



その後、ソウルへ戻りホテルへ
何故かロッテワールド横のレイクホテルだった。



晩飯はホテル裏の食堂だ。


二件目はチョゲクイの店だったが酔っ払って写真は無し^^
「食べてばっかりやん」とお叱りを受けそうな出張でしたが、農業分野においても韓方の素晴らしさを体感し、とっても勉強になりました。
結局、キムチっ子さんにもセウジョ2kgのお土産買えたしね~♪
オマケ
数日後、中国からの帰国のトランジットで立ち寄った仁川空港で間食。冷麺とウゴジカルビタンはやっぱり美味かった。


皆さま~~!
最後にお願い




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秋に開催されるエキスポの中にあるレストランで、
ピビンバの上にのっかって出てきました。
신삼(山蔘)っていうらしく、お店の社長さんが、この葉っぱの話を、
ご飯の前にしこたまされました。 (>_<)
雨にあたると死ぬらしく、鉢に植えて室内で育ててましたヨン。
ハイ、正直、美味しくはないですね。 ^^;
それから、この前大邱で先生と生肉と一緒に食べたお寿司、
な~んか美味しくないな~と思っていたら、酢飯じゃなかったんだ!
今、わかった! (笑)
あの時も、黄色いたくわんとピンクのお漬物がついてきました。
ワ~~イ、おんなじ~♪ (*^_^*)

緯度が高く、雪が多く米作すら行えなかった韓国にはとても貧弱な農業しか存在出来ませんでした。
これら全てを改革したのは日本なんですよね。
ここらへんは韓国の農学者も認めています。
何で韓国に行ったんですか?


一年物の山蔘食べられたんですね~ さすが大邱大使です^^
僕も御馳走を目の前にして長~いウンチクを聞かされました(笑)
日式のお寿司はキムパッ同様、酢飯じゃないパターンが多いですね。
口に入れるとかなりの違和感があって不思議な気持ちになります・・・
はじめまして、農業技術に関して精通されてらっしゃるのですね。
今回はコンサルしてる仕事の一環で韓方農業の現地調査及び簡易なDDを含め視察に行きました。
全て日本が伝承したものかは定かではありませんが、zzzさんが仰られる通り、厳しい自然環境の中、日本が営農指導した各種技術が基礎となっているのは間違いないと思います。栽培品種に関しても日本の影響を色濃く受けているようです(イチゴ問題のような低俗な話は別として・・・)。ただし、補助金漬け且つ工業分野同様、ガラパゴス化した日本の歪な農業に比べ、積極的に農業先進国の栽培技術を取り入れ(パクリ含む)輸出志向性の強い高収益型農業にチャレンジしているように思えます。オランダ型の施設園芸技術も多く目にします。
少し話が逸れましたが、一昔前と違い、国家の後押しもあって大規模化と先進的な農業の展開のために絶え間ない努力と農業の企業化を推進しており、日本の農業も学ぶべき点があると思います。国際競争力を高めるイノベーションの創造、ブランド力の強化、国際的なマーケティングなど、パラダイムシフトに気付かないと日本農業の将来性は明るくないでしょう。諸問題は山積されてますが特に中国の大規模農業は圧巻です。
僕も偶然お会い&お話ができて嬉しかったです。お兄さんはトライアスロンに部分参加されるとか!恐ろしい程の体力には脱帽です^^;宜しくお伝えくださいませ。
トマトは正直苦手なんですが、かなり糖度が高く美味しかったです。このような自然派の技術が普及することでポストハーベストなど残留農薬問題が抑制されると健康面においては安心ですよね。日本の農家は打撃を受けますが・・・
韓方有機肥料は日本から専門家をお連れして色々と現地調査しましたが噂に意違わぬ本物でした。
技術というよりも技能(ナレッジ)が柱となるなど、大規模な工業化、他国で製品化には少しハードルが高いようでした。商品のポテンシャルが高いので韓国国内で普及が進み数年後を目途に海外進出等でお手伝いができればなと思っています。
ちなみに製造途中の韓方酵素液をわけて頂き、毎日飲んでますがめっちゃ効きます。飲んでみますか?良薬口に苦しそのまんまですが・・・
